私も知らない指輪のサイズ…糸を使ってこっそり指のサイズをチェック!
私たちはサバサバしたカップルで、ペアで同じ服を着たり、同じものを持っていたり、そういったことも恥ずかしくてできない!と拒否していました。
友人には本当に付き合っているの?と訝しがられた位です。
付き合ってしばらくして、私が新卒で就職することになりました。
働く準備に奮闘していたために、会える時間がどんどん減っていきます。
11月頃、彼が「就職祝いに」と旅行に連れていってくれました。
そこは変哲もない温泉宿で、通常通り一泊して帰って来ました。
次に会った時は1ヶ月後、クリスマス。
そこで彼がくれたのは、いつの間にか用意したペアリングだったのです!
私は驚きました。
シャイな彼がペアリングを買ったことにも驚きですが、それよりも、私自身、私の指輪のサイズを知らなかったからです。
適当なサイズを買ってきたの?!と思いましたが、はめてみるとピッタリ。なんで?!
聞いてみると、彼は旅行で私が寝ている間に、糸を使って指の太さを測ったそうです。
そしてその長さからサイズを導き出し、ネットやジュエリー店でペアリングを探したといのこと。
店頭には糸を持って行って、サイズを確認したと……。
そんな彼の涙ぐましい努力に、笑ってしまうのと同時に感動もしました。
恥ずかしがり屋の彼が、ここまでしてくれるなんて。
「いや、これから会えなくなると思うから」
とだけ。ちょっと耳が赤くなっていました。
結果、まだ婚約も結婚もしているわけではないので、仕事場に指輪をしていくのは気が引けて、チェーンをつけてネックレスにしました。
会うたびに彼はペアリングをつけてくれるので、オフには私もリングを指につけ外出しました。
今考えると、カップルでつけるペアの物といえば、王道は指輪ですよね。
当たり前になっていて、サバサバした私たちでも堂々と持ちやすいものでした。
恥ずかしいという人ほど、変に気負うことなく持てると思います。
私のように恋人状態の人でも、ネックレスにすると仕事場でつけることができます。
そして、「指輪のサイズを聞くことなくリングをプレゼント」するサプライズに、この糸作戦をぜひ使ってみてください。
特に男性は自分のサイズを知らない人も多いと思います。
女性が男性に贈るサプライズプレゼントにしても、喜ばれると思いますよ。