指輪ひとつひとつに宿る思い出…指輪は幾つあっても困らない
指輪といえば、一度購入したら同じものを長く着け続けるというイメージがありますが、指輪が大好きな私は年に一度ショップに赴き指輪を購入するのが恒例です。
ある年に恋人ができ、ペアリングを一緒に選び、身に着け、半年程経った頃、いつも指輪を購入しているブランドのオンラインショップで新作の指輪をみていると、「もう指輪持ってるじゃん」と恋人の発言。
そこで改めて、私が毎年指輪を購入している事を伝えました。
私が指輪を毎年購入するのは、もちろん少なからず移り気な性格も影響しているのでしょうが、毎日何度も見る手を飾る指輪が本当に好きなのと同時に、指輪ひとつひとつに思い出が生まれ、その指輪をみる度に”こんな事もあったな”と購入する際や購入してからの思い出を思い返す事が楽しいからでもあります。
細身で、ゆるやかなカーブが入っているピンクシルバーの指輪は、好きな人ができ、もっと女性らしくなりたいと思い購入した指輪ですし、シンプルなシルバーの指輪は、もう手元にはありませんが、その時とても大切だった人との別れのときに交換した思い出があります。
また、初めて指輪を購入した時は、大事な指輪に傷がつくことがただただ怖かったですが、今となっては知らない間に傷がついていてもそれは毎日この指輪を着けている証であって、そしてその傷ですらも思い出のように感じてしまいます。
ここまで述べた通り、指輪に対して思い入れがある事は私自身よくわかっていたので、恋人ができてからも年に一度購入する事は変わらないでしょうし、ペアリングを大事にはめて、もうひとつ自分で購入して身につけるつもりでした。
しかし恋人からは「いいね、それ」との声。
なんと恋人から「ペアリング、来年も買おうよ」と言われたのです。
正直、親からは指輪を購入する度に怪訝な顔をされていて、受け入れてもらえるとは思っていなかったので驚きました。
交際し始めてようやっと2年目ですが、今年もペアリングを購入しにショップへ行きました。
去年は私が選びましたが、今年は恋人が積極的に選んでくれ、なんだか嬉しかったです。