十年物のペアリング…カップルから夫婦のペアリングへと…
付き合い始めて間もなく、クリスマスがやってきました。
お互いのクリスマスプレゼントにしようということになり、ペアリングを買う事になりました。
まだ付き合って一か月も経っていなかったのですが、当然、その頃に別れる事など考えないので何の躊躇も無く買いに行きました。
当時はまだ二十代前半だったこともあり、お互いに派手なデザインが好きだったのですが、末永く着けていられるようにという事を考えて敢えてシンプルなものを選びました。
刻印は、リングの内側に付き合った日付とイニシャル○to○(一応伏せさせて頂きます)
デザインは細身で、中心にクロスというか、ひし形が四つ並んでいるような感じで、彼女のピンクゴールドには中心にダイヤが付いています。
僕のブラックシルバー(名称は忘れてしまいましたが、黒っぽいシルバーです)には石が付いて無いのですが、値段は同じで当時はちょっと不満でした(笑)。
都内の某百貨店にある、様々なブランドを取り扱っている店で買ったので、このリング自体のブランドは覚えていませんが、全体的にそこまで値の張るブランドでは無かったと思います。
当時は今ほどネットショップなど主流ではなかったので、今のようにネットでオーダーメイドのリングなど作れるサイトがあったら、絶対に利用していただろうなぁとも思いますし、今でも新しくペアリングを作りたいと思うのですが、この指輪を着けてから今年で十年になります。
仕事以外で外したことは無いので、今では指の一部と言っても良いくらいに馴染んでいます。
やはり、当時のセンスに任せて派手な物だったり、大ぶりな物だったりといったデザインを選んでいたら、ここまで着けている事は無かったと思うので、先を見据えて買って良かったと思っています。
今年、この指輪を着けてから十年が経とうとしていますが、ただのカップルとしてのペアリングで終わってはいません。
着け続けられる指輪を選んだおかげか、付き合ってから五年で結婚し、今では夫婦のペアリングとしてお互いの指にはまっています。
ピンクゴールドもブラックシルバーも色あせ、当時の色味は無いですが、これが共に歩んできた証なんだと思います。
これから作る人は、是非、先を見据えて何年先も着けていられるものを選ぶことをお勧めします。