元GKのゴレイロ体験談…フィールダーとの距離感が近くゲームスピードが早い！

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元GKのゴレイロ体験談…フィールダーとの距離感が近くゲームスピードが早い！

私は小学校入学前から高校三年生までサッカーをしていて、その間一貫してキーパーをやり続けていたという少し珍しい経歴で(大概キーパーは途中からなる人が多いので)高校の総体を期にサッカーをやめました。

特にこれといった理由もないのですが、もう高校以上に真剣にすることはできないと考えたからだと思います。

そして大学に入り、しばらくの間はどこの部活やサークルにも入らずにぶらぶらとしていたのですが、高校で同じサッカー部の友達に誘われてフットサルを体験してみることにしました。

早速フットサル場に行ってみると、まず驚いたのはフットサル独特のゲームスピードでした。

サッカーも他の球技に比べると攻守の入れ替わりが結構激しいイメージがありますが、フットサルはそれをもっと加速したような感じで、ゴレイロのスローイング一つで自陣ゴール前のボールがチャンスボールへと変わったりするのです。

そのフットサル場は室内だったので、今まで体感したことがない空気感の中でのプレーを見て、ただ単にサッカーのコートとボールが小さくなっただけというそれまでの私のフットサルに対するイメージは大きく変わりました。

とりあえずサッカーで使用していたキーパーの練習着とキーパーグローブ、高校の体育の時間に使っていた体育館シューズでプレーしてみたのですが、まずフットサルならではのボールの動き、つまりバウンドの低さやボールと床における摩擦の大きさ、また倒れこみでセーブをしたときに打ち付けられる床の硬さ、そしてキーパーグローブを装着してのスローイングのコントロールに四苦八苦しました。

それでもセーブした時にはみんな褒めてくれ、勝ったらハイタッチをするなど、ゴレイロとフィールダーとの距離感はキーパー時代に味わっていたそれより近く感じました。

以来フットサルを好きになった私は、ウールシュポルトのゴレイロ用グローブを買い(素手は怖いので)アディダスのエース16.2CTを履いて、今では地方の大会で優勝できるほどに上達することができました。